充血の原因

目に充血症状が出ているときは、結膜にトラブルがある状態で、原因となっている対象を退治するための物質を送り出すために大量の血液が巡っています。この段階では、血液を多く流すために血管が開いた状態になっており、これには対抗する白血球や酸素や栄養分が込められています。目の充血のきっかけとなるのは、異物や細菌のせいのみならずいくつか考えられます。現在においては、パソコンやゲームで目を酷使することや、コンタクトレンズの誤った使い方が原因で現れるパターンがよくあります。雑誌やテレビといったメディアで、眼精疲労に注目しているものも増えています。この他、目薬も多くの種類が販売されています。大人が使う商品に限らず、子供用に作られた目薬も増加しています。子供ですと、パソコンやゲームだけにとどまらず、携帯電話を使って長い間メールをやり続けてしまうことも目を酷使させてしまう大きな原因となっています。眼精疲労と同じように、頻繁に使われている単語にドライアイというものがありますが、これも目の充血を引き起こします。目の乾燥を引き起こしている状態をドライアイと呼び、この状態の目というのは涙液が枯渇しています。涙液が枯渇してしまうと、まばたきをするとき異物を取り去ることが容易ではなくなりますし、殺菌もしにくくなります。角膜に栄養や酸素を届けることがしにくくなり、そのままでは重篤な状態になることもあるので、医療機関を受診してしっかりと診察してもらったほうがいいのです。充血症状が目に出ているだけで眼科に行こうとする人はあまり多くありませんが、目にいつもと違う感覚があるなら速やかに眼科で処置をしてもらいましょう。